成功は、“継続”から生まれる必然の結果
みなさん、突然ですが、ROCKYという映画、ご存知ですか?
男性で知らない方は、あまりいらっしゃらないと思いますが、女性の方は、ひょっとしたら知らない方いらっしゃるかもしれないですね。
ROCKYは、シルヴェスター・スタローン主演のボクシング映画です。
主人公のロッキー・バルボアは、当初とてもプロボクサーとは言えない、ボクサー崩れのチンピラのような生活をしていました。
ある日、ひょんな事から当時チャンピオンだったアポロ・クリードと試合をすることになり、その試合で、大方の予想を覆す善戦を繰り広げます。
決して美しいボクシングをするのではなく、まるでサンドバッグのように、アポロの攻撃を受け続けるのですが、打たれても打たれても、前に出てくるそのタフな姿に心打たれ、最初はアポロを応援していたファンも、だんだんとロッキーを応援するようになっていきます。
試合後半、ロッキーはアポロをかなり追い詰めて苦しめますが、最終的には試合に負けてしまいます。
対するアポロは、試合には勝ったものの、チャンピオンの名にふさわしいような圧倒的勝利をおさめる事ができず、なんとも苦い試合となりました。
そして続編の「ROCKY2」で、再びアポロと再戦をすることになったロッキーは、その試合で見事勝利をおさめ、ベルトを手にします。
ロッキーが持っている、打たれても打たれても前に前にと出ていくタフさと勇気。
ビジネスの世界でも、相通ずるものがあり、そこには大きな学びがあります。
例えば成功者の方は、成功した要因を問われた時に、口を揃えて言います。
諦めなかったから今がある、成功の秘訣は「諦めずやり続けた事」だと。
ロッキーの「前に出る勇気」は、私が知る成功者の「諦めない、途中でやめない精神」に匹敵すると思うのです。
そして、私の経験からも言えることですが、正しい方法だと信じられる方法が目の前にあるとするなら、やり続けることで結果はついてくる、という事です。
これは私の座右の銘である「七転び八起き」、「倒れたままでは無様、でも立ち上がれば、それは生き様」に相通じるものがあると思っています。
諦めない精神、折れない心
以前にもお話しましたが、私はこれまで数々の失敗を繰り返し、大きな借金をして、社会という名のラスボスに打ちのめされ続けてきたわけですが、それでもなぜか、最終的にはまた同じ道に立ち、そしてその道を二度、三度と歩き出し、結果的にはチャレンジを繰り返してきました。
具体的には、マーケティングやデザインが「面白い」「好きだ」といった気持ちが根底にある事は自覚しています。
ただ、これだけ長い期間、打ちのめされ続けていたら、賢い方なら別の道を探したりするのだと思うのですが、どうも私の場合は、どうしても「できない」事をひっくり返して「できた」にしたい!という「悪あがきの精神」が心の根底にあるようです。
押し通れるまで、押し通ろうとする精神。
これを客観的に見ると「諦めない精神、折れない心」と同じく、成功に通ずる大切なメンタルなのです。
成功者がよく言うセリフ
私がマーケティングを勉強していた際に、メンター(指導者、助言者)さんが、何度も何度も口にされていた言葉も「継続をやめてはいけない」でした。
そして、これは私にだけ言っているのではなく、学んでいる全ての方に言っていました。
ビジネスでも、アスリートの世界でも、受験生でも、すんなりと簡単に成功には辿り着けない事の方が多いです。
努力する事は当たり前、しかしその努力の前に、挫折との戦いがあります。
「自分は能力がないかもしれない」
「これ以上続けても結果は出ない」
「自分は向いてないんだ」
「正しい方法がわからない」
などの理由から、途中で挫折し、その世界から消えてしまう人、たくさんいらっしゃいます。
しかし、どの世界でも、最終的に成功した方は、場面場面で打ちのめされても立ち上がり、打ちのめされた理由と改善方法を探し、それを見つけてトライ&エラーを繰り返して、少しづつ検証と改善をした結果、その道で成功を勝ち取るのです。
世の中で成功者と呼ばれる人たちは、勿論このプロセスを体験しているので、その時にどうすればいいかを知っている。
その答えは「継続し、検証と改善を続ける」、それを実践した人のみが成功へと辿り着く。
だから、成功者の方々は、皆口を揃えて「諦めるな、継続しろ」と言うのです。
偶然か必然か、私の「悪あがき」も、結果的にはその「諦めずに継続する」事になっています。
だから、幾つもの再現性のないマーケティング講座で学び、うまくいかずに打たれ続けても、また立ち上がってきたので、今、再現性の高い集客法と出会う事ができ、胸を張って、自信を持ってそのお話を皆さんにお伝えできているのです。
悪あがきには学びがある
悪あがきをして、またチャレンジし、そして結果的に失敗したとしても、またそこから継続すれば、必ず学びが生まれます。
例えば・・・
◎倒れない方法がわかってくる
◎たち上がる事で、学びがあるから、その都度強くなる
◎年齢は関係ないと思えてくる
◎覚えが悪いと感じた時、一度で覚えようとせず、反復しようとする
などなど。
私はこれまで、複数の高額な集客マーケティング講座に、金額にして約300万円の自己投資をしてきましたが、それらのノウハウでは、ただの一人にも、売上を上げる事ができませんでした。
普通なら、自分に能力がないと思って、そこで綺麗さっぱり足を洗う方が断然多いと思います。
しかし、私は少し時間を置いた後に、またチャレンジを始めて、積み重ねてきました。
だから、300万円もの自己投資になったわけですが、これを途中で諦めていた場合、回収はゼロでマイナスのまま、今の私は当然いません。
だから皆さんには、強くお伝えしたいのです
いま着手しているビジネスにおいて、これからも何度もピンチに出会うでしょうし、やめようかと思わざるを得ない場面に遭遇することもあると思います。
しかし、そのビジネスは、あなたが大好きで始めたビジネスであり、続けて行きたいと思うのであれば、なんとかしてピンチを乗り越える方法を考えてください。
「どうしよう・・・」
ではなく、
「乗り越えるためには?」
と考えるのです。
現状の辛さ、キツさに負けてしまった時、
例えば解答用紙を確認して、実は「あと一歩、或いは二歩、歩いていたら、成功の扉にたどり着いていた」と言う解答があった場合、めちゃくちゃ後悔するでしょうし、勿体無いです。
ご自身が一生懸けて築き上げていきたいと思っているビジネスなら、途中で諦めずに、チャレンジを継続してください。
ヤバい時は、最悪のシナリオを考えてみる
どうしても辛いとき、立ち上がれそうにない時、つまりヤバい時は、ここで悪あがきをして、現状を継続した場合、最悪の結果はどうなるのか?
と、冷静に考えてみましょう。
真剣に突き詰めて考えてみた結果、意外と大した事にはならないことの方が多いです。
「これくらいの被害なら、最悪の場合でも、◯◯すればなんとかなる」
こんな解答にたどり着いたとしたら、気持ちが軽くなって、リラックスできた状態でビジネス再構築ができます。
まずは、最悪のシナリオを想定してみて、命に関わるような、最悪のシナリオだとしたら、それは事業撤退も選択肢に入ってくるかもしれません。
しかし、そうでない場合、事業を継続することを前提として、素早く検証と改善に取り掛かりましょう。
成功は才能でもセンスでもなく、打たれても打たれても立ち上がって戦う、打たれ強さから生まれた継続によって導かれる、あなたにも勿論導き出せる「必然の結果」なのです。