大量行動して下さい!・・って
もし僕が今、自分のやりたい仕事1本で食べていきたい、本業にしたいと思うビジネスがあるけど、その準備段階でWワークをしていていて、なかなか軌道に乗らない状態でいるなら、迷わず、どこかの集客、マーケティング専門のメンターに学びます。
なぜなら、それが最速で確実なので。
まぁ、これを言えるのは、その経験があるから、それが一番効率的だとわかっているからなのですが。
その経験がなく、学びや自己投資に不安や懸念がある方のお気持ちも、十分わかっているつもりです。
だから、ゴリ押ししてまで自己投資をお勧めするつもりはありません。
必要性を感じられたら、学びを得ることが一番早く、そして一番確実な唯一無二の方法だと、お伝えしたいと思っています。
そんなアドバイスを、日々、ご相談者の方にはお伝えしているのですが、一方で、自己投資の学びでは、改めて気をつけて頂きたいお話があります。
それは学びの場を「見極める」ことです。
当たり前やん!
と、思われたかもしれませんが、その当たり前がすべてを網羅した「当たり前の認識」かどうか、ぜひ以下を読み進めてみて下さい。
もし「全部知ってる」という事でしたら、失敗する可能性は低く、とても素晴らしい学びに出会えると思うので、必要性を感じておられましたら、そのまま慎重に学びの場を選ばれて下さい。
学びの内容と質
学びの内容と質はかなり重要です。
ただし、ここでお話しする「学びの内容と質」は、単純に何を学べるのか?というカリキュラム的な事ではなく、そのもう一歩奥のお話しをします。
まず「学びの選択」を散々失敗してきた僕がいま学ぶとしたら、重要視するポイントがいくつかあります。
他社の悪口を言うつもりはないのですが、今は星の数ほどいらっしゃる「インスタ集客教えます」「自宅で起業をサポート」などの方でありがちなのが「インスタ伸びてるから起業サポート、コンサルが出来る!」という方。例えば、
リールをの伸ばす事が出来るから
ストーリーズの配信が上手いとの自負があるから
フォロワーをバンバン増やしているから
だから自分は、集客のコンサルができる
のような、ある意味楽観的にメンターになっている方は、正直、星の数ほどいらっしゃいます。
もちろんそのコンサルで成果が出れば誰も何も文句は言わないですし「インスタだけに特化して学びたい」という方もいらっしゃるかもしれません。
でももし、今ビジネス構築中の方で「売上げが作れない」「目標に全然届かない」という方は、仮にインスタのスペシャリストになれたとしても、おそらく大半の方が売上げを作ることはできないでしょう。
なぜなら「商品・サービスを売る」というビジネスには、あらゆる仕組みや要素がひと繋ぎの動線になって、見込み客の感情を動かせて、初めて「購入する」という行動に繋がっていくからです。
これがいわゆるマーケティングというもの。
インスタのスペシャリストになれても、マーケティングの全体像が習得できているかどうかは別の話ですし、大半の商品・サービスは、単に見込み客を集めて商品を紹介すれば売れる・・というわけではありません。
見込み客側からすれば、その商品がまず自分にとって
①必要性があるのか?
②自分の目的、悩みが解決できるのか?
③解決できたら、どんな事ができて、どんな感情になれるのか?
ここが全て鮮明にイメージできなければ、人は10円の物でも買わないものです。
じゃあ、インスタの役割って?
インスタは、見込み客を集めてくるところまでが担えるツール。
つまり、マーケティング上では、集客に特化したツールだという位置付けです。
なので、上記の①~③を訴求する事は、ほとんどの場合できません。
しかも、インスタのスペシャリストにはなれたとしても、インスタがオワコン(流行りが廃ってしまい用済みになったコンテンツ・手法のこと)になった時、その学びは全て使えなくなってしまうという、大きなリスクも伴っています。
なので、ここでの結論としては、
学びを得る場合「集客から売上げを作る」までを完全に網羅した学び(教え)なのか?
継続してずっと使える手法なのか?
この2点をまずは重要視してみて下さい。
その教え、現実的ですか?
行動しない人は結果が出ません!
ゼロの状態のあなたのビジネスを軌道に乗せたいなら、そしてあなたが欲しい売上げを達成したいなら、まずは大量行動して下さい!
・・のようなお話、聞いたことあります?
これは、もちろんその通りでおっしゃる通り。
正しい手法で大量行動すれば、それだけ成果が上がる速さと売上げ額は比例して大きくなります。
ですが、大量行動が「出来る人」と「出来ない人」っていますよね。
そして「やるべき人」と「そこまでしなくて良い人」もいます。
つまり、現実的ではない「学び」「教え」を軸として、作業量を強いる「教え」。
これは悪意や間違いがないだけに、学ぶ側は、本当に辛い思いをします。
例えば、僕らのような40代、50代、60代になってくると体のあらゆるところに「老い」を感じてきます。
わかりやすく言うと、
①見えない(老眼における視力の低下)
②覚えられない(名前が覚えられない、いま何しようとした?などの記憶力の低下)
③体力がない(スタミナの衰え)
上記に加え、万人の方には「時間がない」という日常も、漏れなくついてきます。
こういった①~③の状態って、いつも元気モリモリ!で、同じ体感のない20代、30代のメンターには、現実的ではなく、その現実は絶対にわからない。
仕方のない事ではありますが、であるが故に「本気で成果出したいなら、大量行動してください」の一言で片付けられてしまいます。
そして、その結果、SNSに疲弊して、大枚叩いた講座料を無駄にしてしまう。
これは誰も悪くないけど、実際は辛い現実、そして悲劇。
じゃあどうしたらいいの?ってことですが、現状に合わせて工夫していくしかないわけです。
ただし、その工夫とは、必要なこと、それほどではない事、つまり「優先順位」と「要不要」を「仕分けしてからの工夫」です。
仕分けと工夫
例えば、以下が具体的な仕訳内容です。
mazu
必要な作業の仕分けとっかかり
・年間の売上げ
・半年の売上げ
・月間の売上げ
必要なタスク(作業)の仕分け
・月間のスケジューリング
・週間のスケジューリング
・その日のスケジューリング (作業時間を生み出す)
これらが出来たら、それぞれのタスクに対して、何をどうやるのか?と言う工夫の段階です。
手法の戦略と戦術の工夫で時短
●戦略(全体の作戦)
・例えば、今日メインの作業としてリールとストーリーズを上げる
●戦術(個別の作戦)
・30分、あるいは1時間毎に時間配分してタイマーで時間を管理
・AIの活用で時短効果(シナリオ作成うや画像生成)
※↑上記AIは誰でも出来ます。知っているか、知らないかだけ。
・シナリオやネタは骨組みをパクる(全パクりは絶対NG!敬意を表してシナリオ構成だけ拝借)
餅は餅屋
自分自身がその立場にならなければわからない事ってたくさんあります。
そういう事実があると知って配慮しても、現実に体感がない方には、細かいことはわからないわけです。
つまり何を言いたのか?というと、
ビジネスとは、集客から始まり、売上げと言うゴールに向かい、最終的に利益を上げると言う絶対的な使命がある。
もしも自己投資をして、学びを得るのであれば、以下の部分に気をつけて、学び先を決めて下さい。
①「インスタだけ」「セールスだけ」など、マーケティングの一部しか学べない「切売り」は避ける
②あなたの置かれている状況(年齢や体力など)に最も理解があり、マッチした「教え」を提供してくれる
③可能ならコマメなサポートをそのメンター自身が提供している(サポートを他人に任せない人)
④作業を外注せず、いまも尚、継続してプレイヤー(作業)をやっているメンター
少なくとも、これらをクリアした学びは、早くそして確実に成果が出る方法です。
そのためには、深くそのメンターのノウハウや実績、人柄を知る必要があります。
その教えが現実的か?
あなたに理解があり、本当に再現性があるのか?
ここは見極めて下さい。