今、インスタ伸びてます?



最近、公の場で他人を落としめるような配信している人、よく見かけません?


あんな人はダメです・・とか、あんなリールはダメだとか。


単に人を批判して、自分を優位なポジションに持っていこうとする、いわゆるポジショニングトークという手法です。


例えば僕らは、その人の「人と成り」をある程度知っていて、マーケティングの一環として、スタンスとして、そいうったマウントを取りにいく「ポジショニングトークをしているんだな」とわかって見ていたりします。


でも、全く見ず知らずの初見の人が見ると、面白がる人もいれば、完全に引く人もいて、何よりも空気の悪い、モヤモヤ感が残りますよね。


僕は、インスタというコミュニケーションを楽しむ場で、そーゆーのやめましょうよーと思って見ています。


だから、前々回のブログでは、ポジショニングトークをしている方の広告を、論理的に検証してみたワケですが。


でもね、それくらいやらないと、今はインスタが伸びない。。。という気持ちはわかります。


それだけインスタの運用が難しくなってきているという事も事実なんです。


それは、インスタにおける、これまでの常識に変化が及んでいる。


昔と変わらない、むしろ精度が上がっているからやりやすくなった・・・そんな事を言う有識者や専門家の人もいますが、それは極めてごく少数派の意見で、みんながみんな簡単に対応できるワケではありません。


僕らのような、決して天才ではなく、どちらかというと努力の人からすれば、昨今は難しくなっているなぁと普通に思うワケです。


とはいえ、インスタのビジネス活用は、捨てるに捨てられないポテンシャルが揃っています。


いつかもお話ししましたが、ひと昔前に個別に大きなコストをかけてやっていた販促活動を、コスト0円で使えるコンテンツって、他に例を見ません。


だから、みんな必死で頑張っているワケです。


とは言え、手こずっているのも事実。


どうしたらいいですか?




伸びる、伸びないの時代は終わった



そもそも、何が伸びる事を求めてる?


フォロワー数?


再生数?


いいえ


濃い見込み客が伸びればいい


つまり、売上げに繋がる見込み客、ターゲットの確保が伸びれば良いだけです。


例えばね、わかりやすくインスタ界隈で権威性を誇っている数万のフォロワーがいるインフルエンサーには、2通りの存在があります。


一人は、本当に本物の人気のインフルエンサー。


もう一人は、呼吸をするだけで簡単にフォロワーが伸びていた「時代の恩恵」を受けているだけのインフルエンサー。


今の時代は、インスタの表面的な数値では判断ができなくなっています。


だって、表面的な数値は伸びにくくなっているから。


じゃあどこで判断するの?


例えば、フォロワーが激減していたとしても、いいねやコメント数、保存数などは以前と変わらないとなった場合、そもそもあなたに興味が薄かった人が去っているだけで大勢に影響はない状況だと言えます。


つまり、フォロワー数とか、リールの再生回数とか、表面的な数値は、今は明確な判断基準にはならないということ。


だから、フォロワーが少なくても、売れているという人がいるわけです。


つまり、濃い見込み客を確保できているという事なのです。




結局のところ



目の前に大きな変化があるとき、最善の改善策はどんな世界でも同じ。


伸びない時は「基礎を見直すこと」です。


これはアスリートでも


受験生でも


教育者でも


そしてコンサルでも


結局基礎からの見直しがセオリーで、唯一無二の有効な方法です。


ここを飛び越えて「楽して近道的な手法」を選択するのはかなりのハイリスク。


もし、本当にそんな方法があったとしても、一時期は結果が出るかもしれませんが、最終的には、継続が出来ないものです。


常に変化が激しいビジネス業界の中で、生き抜くために大切なことは、どんな時でも


対応できること


アレンジが効くこと


そしてその手法のど真ん中に


「揺るぎない幹」があること


これらが大きく左右します。


この「揺るぎない幹」は生涯、永遠に変わりません。


出てくる枝葉や実の形は変わっても、主軸となる「幹」の部分は変わらない。


これがビジネスの世界では、どんな時でも「継続できるマーケティング」の基本構造です。


枝葉の部分だけ変化を遂げても、その実利を生み出す根幹の部分は変わらない。


そんなロジックを習得しなければ、ビジネスは永遠には続かないですし、あらゆるノウハウに振り回されて、大きなコストが常に付きまとうか、またはノウハウを活用できず破綻してしまうか、そのどちらかです。


迷いや挫折を味わった時に、振り返るのはその幹の根っこの部分。


そこから見直すことで、ほんの小さなほころびに気づき、また結果が出るようになるのです。


この、常に基礎に立ち戻り、繰り返し繰り返し、1日1ミリの努力をして大きな成果を出しているのが、例えばメジャーリーガーの大谷選手やイチローです。


本物の一流のプロは、1ミリの成長を大きな成長だと実感できる人のこと。


頂点を極めるには、1ミリの違いが天と地を分けるくらいの重要な要素があることを知っているのです。


だから、基礎から応用まで、ずっと繰り返し繰り返し、検証、改善、実践を続けているのです。


故に、困った時、悩んだ時は基礎にかえるということ。


ここに気づくことで、あなたのピンチは救われます。




具体的に



例えば、今、インスタの集客で、フォロワーが増えない、リールが回らない、リストが集まらないなど、どこかで行き止まりに出会っていたなら、まず、あなたがビジネスを始めた時を思い出してみてください。


どんな想いで、誰のために、あなたのビジネスを立ち上げたのか?


もう一度そこに立ち戻ってみてください。


具体的にやる作業としては、まず、あなたが思い描いた「誰のために?」の「誰」を、改めて考え、そして調べ直してみる。


つまりこれが「お悩みリサーチ」と呼ばれるものです。


そこから、ターゲット設定、コンセプト設計、商品設計と推し進めていく。


これを常にやることで、突破口が見えてくるワケです。


なので、決して「基礎に戻れない手法」を、選択しないでください。


なぜなら基礎に戻れないという事は、その先の応用も効かないから。


応用が効かないってことは、一度きりで終了。


時代が変わると共に、また新しい手法を学び直さなければなりません。


「学ぶ事が趣味だ!」


「学びのサーフィンが大好きだ!」


という方以外は、継続して使えるマーケティングを見つけて学び、そして実践してください。